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医療ケア児の避難所に 岡山のNPOがキャンピングカー活用
医療

【岡山県】

医療ケア児の避難所に 岡山のNPOがキャンピングカー活用

山陽新聞 2021年7月14日(水)
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一時的な避難所として活用する予定のキャンピングカーとぱらママの藤井代表(右)ら

 医療的ケアを日常的に必要とする子ども(医療的ケア児)のいる家族へ、災害時の一時避難所としてキャンピングカーを届けるネットワークづくりを岡山市のNPO法人が進めている。名付けて「ひなんピング」。医療機器用の電源を備えた車を医療従事者らと共に派遣しようという全国でも珍しい取り組みで、安全で迅速な避難のサポートを目指す。

 キャンピングカーのレンタル事業も手掛けるNPO法人「輝くママ支援ネットワークぱらママ」(同市北区東古松)が企画。2018年の西日本豪雨の際、倉敷市真備町地区にボランティアの休憩所としてキャンピングカーを派遣した経験があり「災害時の活用を探る中で医療関係者から助言を受け、移動できる避難所として医療的ケア児に使ってもらえたらと考えた」と藤井弥生代表(48)。

 車内には人工呼吸器やたんの吸引器といった医療機器に必要な電源をはじめ、冷蔵庫やシンクも備え、窓の日よけでプライバシーも守られる。構想では、まず医療的ケア児の家族が専用のアプリかサイトに子どもの状態や必要な医療行為などを登録。災害発生時に避難支援を依頼すると、レンタカー事業者や医療従事者が連携して駆け付ける。

 医療従事者は、資格を持ちながら離職中の潜在看護師らを想定しており、本年度末までに県内外の支援者の登録を進める。全国展開を視野に、5月から当事者家族らを対象にしたキャンピングカーの見学会を不定期で開いており、藤井代表は「安心材料になる、あったら助かる、という声をもらった。いざというとき、家族に寄り添った支援ができるつながりをつくりたい」と話している。

 医療的ケア児 自宅で暮らしながら、人工呼吸器や胃に穴を開けて栄養を取る「胃ろう」など、日常的な医療的ケアが必要な子ども。全国に約2万人いると推計され、岡山県内は2020年5月時点で318人とされる。

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