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保育士
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保育所などで子どもたちとかかわり、その健やかな成長を促すとともに、保護者をサポートする

しごとの内容

 保育に関する専門的な知識と技術で、園児の保育および保護者に対して保育に関する指導を行う専門職です。

 勤務先として最も多いのが保育所(保育園)で、就学に向けて食べる、遊ぶ、眠る、排泄などの基本的な生活習慣を園児に身につけさせたり、その健全な育成と豊かな人格形成を手助けしたりするほか、保護者との連絡や学校、地域との連携を行います。このため、一人ひとりの園児やその保護者の状況をよく知り、さまざまな問題についても柔軟に受け止め、細やかに配慮する必要があります。

 また、知的障害児や肢体不自由児など障害のある児童が入所する児童福祉施設では療育、養護施設ではケースワークなど、それぞれの施設に見合った保育の専門性が求められます。

主な職場

保育所、乳児院、児童館、児童センター、放課後児童クラブ(学童保育)、母子生活支援施設、児童養護施設、障害児入所施設、児童発達支援センター、児童心理治療施設、児童自立支援施設、児童家庭支援センター、企業内保育所、認定こども園

将来性

 保護者の多様な働き方を支援するため、延長保育、夜間保育、病後児保育、休日保育、緊急一時保育など保育所へのニーズも多様化しています。

 また、認定こども園、保育ママや里親ファミリーホームなどが制度化され、20時間程度の研修を受けて従事できる「子育て支援員」も実施されています。

 従来の保育園、保育所だけでなく、一般の企業・事業所が保育事業に参入し、ベビーシッターなどビジネスとして活性化するなか、将来性は高いといえます。

従事者数

41万5,655人(2023年10月現在)


出典:「令和4年社会福祉施設等調査」結果の概要|厚生労働省
(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/fukushi/22/)

勤務形態

 保育所(保育園)では通常、7:30の朝の保育から始まり、17:00ごろまでを基本にクラス別・年齢別の保育となります。このあと20:00ごろまでは延長保育が行われ、地域のニーズに応じ、22:00ごろまで夜間保育や夜間延長保育を実施する園もあります。

 この間、園児たちは遊びやおやつ、昼食などで時間を過ごしますが、保育士は園児たちの食事や睡眠などの世話のほか、年齢別の遊びやさまざまな活動への配慮をします。また、保護者からの記録を読んで連絡事項をまとめたり、保育記録をつけたりして明日の保育の準備をします。

 なお、母子生活支援施設や児童養護施設、障害者入所施設などの入所施設では起床に始まり、洗面、朝食、登園、登校、夕方は夕食、食後のだんらん、入浴、就寝などと園児たちと生活をともにするため、生活全体が一日のしごととなります。

給与水準

 「令和4年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)によると、月収は25万〜29万円です。


出典:「令和4年賃金構造基本統計調査」職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)|政府統計の総合窓口(e-stat)
(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040029181)

資格取得のルート

 保育士資格を取得するルートには次の2つがあります。

 @保育士養成課程のある大学や短大・専門学校を卒業する

  都道府県知事の指定する、大学(4年)・短大(2年)・専門学校(2〜3年)で保育士養成課程を修了し、卒業すると保育士資格を取得できます。

 A 保育士試験に合格する

  中学校卒業後、実務経験5年以上、高校卒業後、実務経験2年以上、大学や短大を卒業するなどの条件を満たせばだれでも保育士試験を受けることができます。

 なお、保育所と幼稚園の連携を一層推進すべく、すでに幼稚園教諭免許を保持する人には実務経験の有無にかかわらず、2科目の筆記試験と実技試験の免除があります。また、免除科目以外の筆記試験科目についても指定保育士養成施設で当該の科目を履修することで受験が免除されます。保育士の資格取得後、公立の場合は公務員試験、私立の場合は各施設の採用試験にそれぞれ合格してしごとに就きます。



試験の概要

試験内容 <筆記試験> @保育原理、A教育原理、社会的養護、B子ども家庭福祉
C社会福祉、D保育の心理学、E子どもの保健
F子どもの食と栄養、G保育実習理論
<実技試験> @音楽表現に関する技術、A造形表現に関する技術
B言語表現に関する技術
(@〜Bの中から2分野を選択する)
(注)合格した筆記試験科目については、翌々年の試験まで有効。また、幼稚園教諭免許所有者は「保育の心理学」「教育原理」「実技試験」が免除。
試験日 年2回(前期4月、後期10月)
試験場 各都道府県
申し込み期間 試験の2〜3か月前
受験手数料 12,950円(受験手数料12,700円+受験の手引き郵送料250円)

 ※試験日などは毎年変わるため、事前に確認しましょう。

 通常の試験のほか、後期には地域限定保育士試験も行われます。登録後、3年間は受験した自治体で働くことになっている試験ですが、3年経過すれば全国で働くことができます。


資格取得のポイント

 資格取得のルートは、厚生労働省が指定した保育士養成課程のある学校を卒業する方法、および都道府県が実施する保育士資格取得試験に合格する方法の2つがありますが、一般的には保育士養成校に進学、必要な単位を取得して、卒業して取得するのが最も早道です。

関連団体・組織

全国保育士会

 https://www.z-hoikushikai.com/

社会福祉法人全国保育協議会

 https://www.zenhokyo.gr.jp/

社会福祉法人日本保育協会

 https://www.nippo.or.jp/

公益社団法人全国私立保育連盟

 https://www.zenshihoren.or.jp/

一般社団法人全国保育士養成協議会

 https://www.hoyokyo.or.jp/

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