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【広島県】

高校生がコロナ感染情報サイト プログラミング学んだ成果を呉市民に

中国新聞 2021年10月22日(金)
高校生がコロナ感染情報サイト プログラミング学んだ成果を呉市民に

市役所であった報告会でサイトを説明する高校生たち

 コンピューターのプログラミングを学ぶ呉市内の市民団体「コーダー道場呉」の高校生たちが、地域住民の新型コロナウイルスの感染状況をまとめたサイトを開設した。市がホームページ(HP)で公表する感染者情報を抽出し、グラフを自動的に作る。正確な情報を分かりやすく発信する狙い。

 サイト名は「くれためいんふぉ」で、呉市民のためとの意味を込めた。感染者の推移の棒グラフや年代別の円グラフを掲載。1日ごとの感染者数もカレンダー形式で表示し、1週間前と比べ増加は赤、減少は青にした。

 サイトは毎日更新し、市のHPの新型コロナ関連のページからアクセスできる。市HPの感染者情報が基本的に文字だけで、全体像が分かりづらかった課題をクリアした。

 団体名のコーダーは、ウェブサイトの作成者などを指す用語。手掛けたのは、三津田高、呉青山高、呉高専の3校の生徒計15人で、高橋理歌代表(47)たちから助言を受けた。

 メンバーは市役所を訪問し、市職員や地元の企業経営者にサイトの完成を報告した。高橋代表は「制作に半年以上かかったが、ぱっと見て感染状況が分かるレベルになった」と胸を張った。

 新型コロナ禍で集まることが難しく、3チームに分かれ、オンライン会議などで作業を進めた。チームリーダーの三津田高2年の吉田紗羽さん(17)は「みんなで協力し形にできてうれしい。多くの人に見てもらい、感染対策に役立ててほしい」と話した。(東谷和平)

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