要介護者に対し、通いを中心に、訪問や宿泊を組み合わせて在宅での生活支援や機能訓練を行う事業所
概要
要介護者に対して、在宅での生活が継続できるよう、通いを中心として、要介護状態や希望に応じて、訪問や宿泊を組み合わせて、入浴、排せつ、食事などの介護、その他日常生活上の世話、機能訓練を行う事業所です。
「小規模多機能型居宅介護」は、認知症高齢者に対し、民家などで通い・訪問・宿泊などのサービスを提供していた「宅老所」を参考に、2006年4月の介護保険法改正で制度化された地域密着型サービスの1つです。事業所では多機能化したサービスを包括的に提供し、住み慣れた地域での生活を24時間365日支援します。
1事業所当たりの利用登録数は29人以下で、1日当たりの利用定員は「通い」で15人まで、「泊まり」は9人までとなっています。また、介護保険では訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導、福祉用具貸与などのサービスを併用することができます。
施設数
5,363か所(2018年4月現在)
主な就業職種
介護職員、看護師、介護支援専門員(ケアマネジャー)
採用について
施設数、利用者ともに徐々に増加する傾向にあります。地域包括ケアシステムを担う中核的なサービス拠点の1つになることが期待されており、今後も採用が見込まれます。
関連団体・組織
全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会
http://www.shoukibo.net/
宅老所・グループホーム全国ネットワーク
https://takurosho.okoshi-yasu.net/
WAM NET関連情報