病気(びょうき)やケガで入院(にゅういん)した後(あと)など、高齢者(こうれいしゃ)がそのまま自宅(じたく)での生活(せいかつ)をすることが難(むずか)しい場合(ばあい)、リハビリテーションや持病(じびょう)の管理(かんり)などを行(おこな)い、自宅(じたく)でも生活(せいかつ)しやすいように体(からだ)の状態(じょうたい)を回復(かいふく)させたり、状態(じょうたい)を整(ととの)えたりして、再(ふたた)び自宅(じたく)での生活(せいかつ)を続(つづ)けられるように訓練(くんれん)する施設(しせつ)です。

病院(びょういん)からいきなり自宅(じたく)に戻(もど)って生活(せいかつ)することが難(むずか)しい場合(ばあい)などに、数(すう)週間(しゅうかん)〜数(すう)ヶ月(かげつ)の間(あいだ)利用(りよう)するケースが多(おお)くみられます。

立(た)ったり座(すわ)ったり、歩(ある)くなどの基本(きほん)的(てき)な動(うご)きが難(むずか)しくなっていたり、栄養(えいよう)状態(じょうたい)などが悪(わる)く体調(たいちょう)が不安定(ふあんてい)な人(ひと)などが、住(す)み慣(な)れた家(いえ)に戻(もど)れるような状態(じょうたい)になるまでリハビリに取(と)り組(く)んだり、栄養(えいよう)状態(じょうたい)を改善(かいぜん)したりしながら過(す)ごします。

1部(ひとへ)屋(や)に4人(よにん)程度(ていど)で過(す)ごすスタイルが主流(しゅりゅう)で、入所(にゅうしょ)者(しゃ)の希望(きぼう)により個室(こしつ)対応(たいおう)をする施設(しせつ)もあります。

入所(にゅうしょ)者(しゃ)のリハビリを行(おこな)う理学療法士(りがくりょうほうし)や作業療法士(さぎょうりょうほうし)、体調管理(たいちょうかんり)を行(おこな)う医師(いし)や看護師(かんごし)、薬(くすり)の管理(かんり)を行(おこな)う薬剤師(やくざいし)、栄養(えいよう)状態(じょうたい)を整(ととの)える栄養士(えいようし)などが中心(ちゅうしん)に働(はたら)いています。

飲(の)み込(こ)みが悪(わる)いことによる体調(たいちょう)の変化(へんか)などが生(しょう)じていないかどうか、利用者(りようしゃ)さんの生活(せいかつ)の様子(ようす)から確認(かくにん)します。