WAMNET トップ画像 携帯用メニューを開く
WAMNET タイトル画像 トップ画像
WAMNET トップ画像

トップ >小・中学生のための福祉のしごとガイド >障がい者にかかわるしごと > 精神保健福祉士

アイコン
子どもにかかわる職場画像
障がい者
精神保健福祉士(せいしんほけんふくしし)

目次

タイトル
職種画像

精神(せいしん)(しょう)がいがある(ひと)が、地域(ちいき)()らすための支援(しえん)()がける

精神(せいしん)(しょう)がいがある(ひと)支援(しえん)をする国家資格(こっかしかく)です。精神科(せいしんか)病院(びょういん)などで治療(ちりょう)()けている(ひと)や、社会(しゃかい)になじめるようにする施設(しせつ)(はい)っている(ひと)(たい)し、地域(ちいき)()らしていくためのさまざまな相談(そうだん)にのったり、助言(じょげん)などを(おこな)います。

(しょう)がいがある(ひと)理解(りかい)するための(ふか)知識(ちしき)と、その(ひと)(ささ)えるための制度(せいど)やしくみについて、とてもよく理解(りかい)しています。本人(ほんにん)が「どうしたいか」を自分(じぶん)()める権利(けんり)尊重(そんちょう)しながら、知識(ちしき)をもとに、さまざまな支援(しえん)機関(きかん)協力(きょうりょく)して、その(ひと)社会生活(しゃかいせいかつ)(こま)りごとを解決(かいけつ)します。

サブタイトルの画像
職種画像

精神科(せいしんか)病院(びょういん)中心(ちゅうしん)に、地域(ちいき)保健所(ほけんじょ)保健(ほけん)センターでも

精神(せいしん)(しょう)がいがある(ひと)治療(ちりょう)(おこな)病院(びょういん)などに(つと)めることが(おお)く、入院(にゅういん)している(ひと)がスムーズに地域(ちいき)(もど)れるよう、問題(もんだい)解決(かいけつ)()()んでいます。地域(ちいき)(もど)ることを(ささ)えるさまざまな機関(きかん)へつなぐことに(くわ)え、患者(かんじゃ)さんやご家族(かぞく)面談(めんだん)しながら、どうすれば退院後(たいいんご)社会生活(しゃかいせいかつ)になじめるか、一緒(いっしょ)(かんが)えます。

精神(せいしん)(しょう)がいのある(ひと)地域(ちいき)生活(せいかつ)(うつ)るための訓練(くんれん)(おこな)うデイケアや、精神(せいしん)(しょう)がい(しゃ)のためのグループホーム就労(しゅうろう)支援(しえん)事業所(じぎょうしょ)などに(つと)めて、病院(びょういん)(がわ)精神保健福祉士(せいしんほけんふくしし)などとやりとりする場合(ばあい)もあります。

また、地域(ちいき)保健所(ほけんじょ)保健(ほけん)センターで、精神(せいしん)(しょう)がいで(こま)っている(ひと)(いえ)訪問(ほうもん)して相談(そうだん)にのったり、そうした人々(ひとびと)地域(ちいき)()らしやすくなるための環境(かんきょう)づくりや支援(しえん)機関(きかん)とのやりとりを(おこな)うこともあります。

アイコン
精神科の病床がある病院
アイコン
精神科や心療内科を設けている病院
アイコン
保健所、保健センター、精神保健福祉センター
アイコン
社会福祉協議会、福祉事務所
アイコン
地域活動支援センター
アイコン
福祉ホーム など
タイトル

精神科病院(せいしんかびょういん)(つと)める精神保健福祉士(せいしんほけんふくしし)場合(ばあい)

  • 8:30
    出勤、病院内の職員との打ち合わせ
    全体的な確認や連絡が終わった後、最近特に様子が気になっている患者Aさんの様子を病棟の看護師に聞く
  • 9:00
    外来患者Bさんの入院相談に対応
    Bさんが混乱していたので、落ち着いてもらいつつ、きちんと話を聞き、記録をとりつつ「困りごとの根っこはどこにあるのか」を一緒に整理していくように話す
  • 10:00
    病棟職員と退院する患者さんについて打ち合わせ
    退院が決まっている患者Cさんも参加して、地域で必要となる支援についての話し合いを行う
  • 11:00
    入院予定の患者Dさんについてのケア会議
    アイコン
    ワンポイント解説
    医師・看護師とDさんの入院中のケアについて話し合う
  • 12:00
    昼食、休憩
  • 13:00
    患者Eさんが退院後に通うデイケアと打ち合わせ
    Eさんは就労を目指しているので、就労継続支援事業所と打ち合わせ
  • 14:00
    退院する患者Fさんのためのグループホーム探し
    グループホーム入居を希望しているFさんのため、入居先候補を実際に訪れて環境などをチェック
  • 15:00
    入院予定の患者Gさんと、そのご家族との面談
    アイコン
    ワンポイント解説
    病院でどのような療養を行うかについて説明し、Gさん本人やご家族にお願いしたいことを伝える
  • 16:00
    退院した患者Hさんの地域生活をめぐる会議 に出る
    アイコン
    ワンポイント解説
    Hさんや家族からさまざまな困りごとが出されているので、入院時の担当者として、意見を述べるために参加
  • 17:30
    地域でのケア会議の内容を病院に報告
    Hさんが再入院の必要がある場合、病院内で受け入れられるかどうか、上司と話し合う
  • 18:00
    終業
タイトル
装飾画像

退院した患者さんが、地域で安心して暮らし続けているとき

・グループホームで他の入居者と協力しながら生活できている

・仕事に復帰した人が、ストレスなく仕事が続けられている

装飾画像

退院した患者さんと地域の人々が交流できているとき

・患者さんが地域の交流会によく参加していると聞いた

・会社で人間関係などのトラブルなく勤務できている

装飾画像

精神に障がいがある人への地域の理解が深まったとき

・精神障がいがある人の家族会の開催が増えてきた

タイトル

精神保健福祉士(せいしんほけんふくしし)国家試験(こっかしけん)合格(ごうかく)する

精神保健福祉士(せいしんほけんふくしし)になるには、国家試験(こっかしけん)合格(ごうかく)することが必要(ひつよう)です。その国家試験(こっかしけん)()ける資格(しかく)()るには、(おも)に、以下(いか)のようないくつかの条件(じょうけん)があります。
1
保健福祉系大学卒業ルート
4年制の保健福祉系大学などで決められた科目を勉強して卒業すると受験できます。
2
保健福祉系短大卒業+相談援助の仕事ルート
保健福祉系短大などで決められた科目を勉強して卒業し、相談援助の仕事(3年制短大なら1年、2年制短大なら2年)をする
3
福祉系大学卒業+養成施設ルート
福祉系大学で基礎科目を勉強して卒業し、精神保健福祉士の短期養成施設で6か月以上学ぶ
4
社会福祉士資格+養成施設ルート
社会福祉士の資格をとって、Aの短期養成施設で6か月以上学ぶ
5
一般大学等+相談援助の仕事(+養成施設)ルート
一般大学・短大などを卒業したり、大学を出ていなくても相談援助実務を4年経験した人は、一般養成施設などで1年以上学ぶ
福祉系または一般短大の卒業者は、養成施設で学ぶ前に、3年制短大で1年、2年制短大で2年の相談援助の仕事をする必要がある
装飾画像
障がい者にかかわる職種一覧画像
障がい者にかかわる職種一覧画像
障がい者にかかわる職種一覧画像
障がい者にかかわる職種一覧画像
障がい者にかかわる職種一覧画像
障がい者にかかわる職種一覧画像
障がい者にかかわる職種一覧画像
戻る画像
トップ画像 トップ画像 トップ画像 トップ画像
トップ画像

福祉のガイドトップへ戻る




障害者にかかわるしごと